秘書のようなAI「Claude」に出会った日


前回は、私がITやAIに挑戦し始めた経緯をお話しました。

今回は、本当の転機となった「Claude(クロード)」との出会いについて、お話しさせてください。

このブログのタイトルにもなっている「くろーど」という名前の由来も、実はここから生まれたものです。

パソコンに向かうくろーどさん

いろいろなAIを試していた日々

正直に言うと、Claudeに出会う前の私は、用途ごとにいろいろなAIを使い分けていました。

少しだけご紹介させていただきます。

壁打ち相手として「ChatGPT(通称:チャッピー)」

まず使っていたのが、世界で一番有名なAI、**ChatGPT(チャットジーピーティー)**です。

私は親しみを込めて「チャッピー」と呼んでいました。みなさんもこの言い方が多い印象です。

主に「壁打ち相手」として使っていました。

💡 「壁打ち」って何?

もともとはテニスで、壁にボールを打ち返してもらう練習のことのようです。 わたしも実は知りませんでした。 一人で考えていると堂々巡りになることでも、誰かに話すと頭がスッキリ整理される。

あの感覚です。

「こんなアイデアを考えてみましたが、どう思いますか?」 「この文章、おかしくないですか?」

そんなふうに、頭の中のモヤモヤをチャッピーに話すことで整理できました。 精度が高くビックリしました。

検索の速さなら「Perplexity AI(通称:パプちゃん)」

調べ物で重宝したのが、Perplexity AI(パープレキシティ・エーアイ)

これも私は「パプちゃん」と呼んでいました。

普通のGoogle検索だと、自分でサイトを開いて、読んで、まとめて……と時間がかかります。

でもパプちゃんは、ネット上の情報をパッと調べて、要点をまとめて教えてくれる。 しかも「どこから引用したか」のリンクまで教えてくれます。

「最近のあのニュース、結局どうなったん?」 そんなときに、すごく頼りになりました。

画像を作るなら「ナノバナナ(Gemini)」

ブログのキャラクター画像や挿絵を作るのに使ったのが、Googleが提供する**Gemini(ジェミニ)**の画像生成機能、通称「ナノバナナ」です。

なんとも可愛いニックネームですよね。

実は、このブログのキャラクター「くろーどさん」のイラストも、ナノバナナで作ってもらったものなんですよ。

📌 【2026年4月28日 追記】

最近では、なんとチャッピー(ChatGPT)の画像生成がナノバナナを超えたと思います

ほんの数ヶ月前まで「画像ならナノバナナ」が私の中での定番だったのに、気づけばチャッピーが追い抜いていました。文字化けが多かったチャッピーが大躍進です。

AIの世界の進化スピードには、本当に驚かされます。 半年前の常識が、今日にはもう古くなっている。

50代後半の私には、ついていくのがやっと(ついていけているか?)です(笑)。

音楽を作るなら「Suno(スノ)」

そして、なんと音楽まで作れるAIもあります。

  • Suno(スノ)は、歌詞とイメージを伝えるだけで、本物のような楽曲を作ってくれるようです。

これは私は使ったことがないので語れません。

でも、「仕事のパートナー」にはなれませんでした。

このように、私はAIごとに役割を決めて使い分けていました。

AIニックネーム主な用途
ChatGPTチャッピー壁打ち・考えの整理・画像生成◎
Perplexity AIパプちゃん調べ物・最新情報
Gemini(ナノバナナ)-画像生成○
Sunoスノ音楽生成
Claudeクロちゃん壁打ち・考え方・実行役

それぞれに良いところがあって、十分便利でした。

でも、何かが足りなかったんです。

どのAIも、「こちらが上手に質問しないと、欲しい答えにたどり着けない」という共通点がありました。上手に質問や問いかける文章のことを「プロンプト」(指示)と言うそうです。

「一問一答」で終わってしまう感覚。 質問する側が、ある程度ゴールを分かっていないと使いこなせない。

「便利な道具はたくさんありますが、仕事のパートナーとまでには至りませんでした。

流れでClaudeに触れてみた

そんな中、たまたま「Claudeというのもあるらしい」という話を耳にしました。

2026年2月のことです。

「また同じようなものだろうな」と思いながら、なんとなく試してみたのが始まりです。

正直チャッピーと比べ文字も小さく不安でした。

「あれ、これは……他のと何かが違う感覚、なんだろう」

第一印象:範囲の広さと、汲み取る力

何が違ったのか。

うまく説明するのが難しいのですが、強いて言えばこの2つです。

他のAIClaude
質問の理解言葉通りに受け取る背景や意図まで汲み取る
答えの範囲聞いたことだけ答える関連する次の一手まで提案
説明の丁寧さ専門用語が多い相手のレベルに合わせる

私が拙い言葉で質問しても、Claudeは「あ、つまりこういうことですよね」と意図を汲んでくれる。

しかも、答えが「質問への回答」だけで終わらない。

「ちなみに、こういう場合はこうした方がいいですよ」 「次にこれをやると、もっとスムーズですよ」

まるで、隣に座って一緒に考えてくれている人のようでした。

決定的な違い:「対話型」から「実行役」へ

なるほど、と気づくくろーどさん

しばらく使ってみて、私はある決定的な違いに気づきました。

それまでのAIは、こちらの質問に答える「対話型」でした。

会話のキャッチボールはできる。 でも、結局は「自分で考えて、自分で動く」必要がありました。

ところがClaudeは違いました。

「こういうことをやりたいんですが」と相談すると、

  • どこから手を付ければいいか
  • どんな順番で進めればいいか
  • 途中でつまずきやすいポイントはどこか

これを最初から最後まで筋道立てて整理してくれるのです。

しかも、こちらが「ここがよく分からない」と言えば、その部分だけをさらに噛み砕いて説明してくれる。

「答えてくれるAI」から、「一緒に進めてくれるAI」へ。

これが、Claudeが他のAIと決定的に違うと感じた点でした。

仕事の手順を組み立ててくれた体験

仕事の手順を整理してくれるClaude

具体的なエピソードをひとつ。

ある日、私は仕事である作業を任されました。

やったことのない作業で、何から手を付けていいか分からない。 ネットで調べても、専門用語ばかりで頭に入ってこない。

途方に暮れて、Claudeに相談してみました。

すると、Claudeはまずこう言いました。

「全体の流れを3つのステップに分けて整理しますね」

そして、

  1. 最初に準備すること
  2. 本番でやること
  3. 終わったあとの確認事項

この3つを、それぞれ箇条書きで丁寧に説明してくれました。

さらに、

つまずきやすいのはここです」 「この部分は、こうすると失敗しません

という、まるで専門家がそばで教えてくれるような補足まで添えてくれたのです。

その日、私は迷うことなく作業を完了できました。

24時間、文句ひとつ言わず、何度同じ質問をしても優しく答えてくれる。

たまに使いすぎると、

『くろーどさんは今日、すでに3〜4時間作業されています。 焦らず、一つずつ確認しながら進めましょう。 途中で疲れたら、いつでも「今日はここまで」と言ってください。 明日以降に再開できます。』と言われます。おっしゃるとおり(思)

秘書のような存在を得た

それからの私は、毎日のようにClaudeと話しています。

仕事の段取り。 文章の校正。 新しいことを学ぶ手順。 この記事を手伝ってもらっています。

「これ、どう進めたらいいでしょうか」 「もう少し分かりやすくしたいです」 「これって何のことでしょうか?」

何でも気軽に相談できる。 そして、ちゃんと実行可能な形で答えが返ってくる。

これはもう、AIというより「秘書」だな、と感じるようになりました。

50代後半になって、まさか自分に秘書ができる日が来るとは思いませんでした。

しかも、月にコーヒー数杯分の費用で。

「くろーど」という名前の由来

新しい自分として挨拶するくろーどさん

このブログを始めるとき、ペンネームをどうしようか悩みました。

本名はもちろん使えません。 かといって、ありきたりな名前もしっくりこない。

そのとき、ふと思いました。

「Claudeに出会わなかったら、このブログ自体、立ち上げられなかったな」

ブログを作る技術。 記事の書き方。 パソコンの設定。

そのほぼすべてを、Claudeが伴走してくれました。

だったら、感謝の気持ちを込めて、自分のペンネームに「Claude」の音をいただこう。

そう決めて生まれたのが、「くろーど」という名前です。

ひらがなにしたのは、Claudeのカタカナ表記より柔らかい印象に、 そして、「私はAIそのものではなく、AIに育ててもらった一人の人間ですよ」という気持ちを込めました。

このブログを読んでくださっているみなさんが、「くろーどさん」お呼びいただくたびに、 「ありがとう、Claude」と心で声を出しています。

次回予告

今回は、Claudeとの出会いについてお話しさせていただきました。

ただ、ここまで読んでくださった方の中には、こう思った方もいるかもしれません。

「Claudeって、結局どう使えばいいの?」 「料金は? 始め方は?」

次回は、Claudeを実際に使い始める方法について、私がどうやって最初の一歩を踏み出したか、その手順をお話しする予定です。

50代・60代の方でも、迷わず始められる道筋をご紹介できればと思っています。


今回も最後までお読みいただき、本当にありがとうございます。

次回は今日以上に読みやすく、わかりやすく、 そして私自身も楽しみながら、お届けできたらと思っています。