「example.comって、どこの会社?」 - 公開してから気づいたブログのバグ
ブログを公開して、ホッと一息ついていたある朝のことでした。
「もう少し、ブログを良くしたいな」
そう思って、Claude にこんな相談をしてみました。
「マオネコさんのブログみたいに、リニューアルしてみたい」
そんな話をしていたら、Claude が言ったのです。
「くろーどさん、リニューアルの前に、ちょっと致命的なバグを発見しました」
え? バグ?
公開してから、もう2週間以上経っているのに?
example.com という、見覚えのない文字

Claude が言うには、私のブログのソースコード(=サイトの設計図のようなもの)の中に、example.com という、見覚えのない文字列が紛れ込んでいるとのことでした。
「example.com というのは、テスト用に使われる仮のアドレスです。本来なら 60dai-it.com(私のブログのアドレス)になっていなければいけない場所が、デフォルトのままになっていました」
つまり、こういうことです。
ブログを作るときに使った「Astro(アストロ)」という仕組みが、最初から用意してくれていた仮の住所を、私はそのまま使ってしまっていたのです。
引っ越したのに、表札を変えずに住んでいたようなものでしょうか。
それって、何が困るの?
正直に言うと、最初は「それの何が悪いの?」と思いました。
ブログはちゃんと表示されているし、読者の方も読めている。
でも、Claude の説明を聞いて、少しゾッとしました。
- Google検索に「example.com」として登録されてしまう可能性
- XやFacebookでURLが貼られたとき、プレビューが正しく表示されない
- 重複コンテンツとして検索順位が下がるリスク
ブログを書いても、Googleが正しくサイトを認識してくれない。
これは、地味だけどかなり大きな問題でした。
私のように、まだ駆け出しのブロガーにとって、検索からの読者は本当にありがたい存在です。それが届きにくくなっていたかもしれない。
「今日、絶対直しましょう」
そう決めました。リニューアルの話は、いったん横に置いておくことに。
たった1行の修正

Claude が手順を細かく教えてくれました。
修正するのは、astro.config.mjs という設定ファイルの中の、たった1行です。
変更前: site: 'https://example.com',
変更後: site: 'https://60dai-it.com',
これだけ。
「これだけで本当に直るの?」と思いましたが、ITの世界では、たった1文字の違いで動いたり動かなかったりすることがあるそうです。
[ここにスクショを挿入:GitHub編集画面、9行目を書き換えた直後の画面]
緊張しながら、example の文字をダブルクリックして、60dai-it と打ち込む。
たったそれだけ。所要時間、5秒。
でも、自分の手で自分のブログのコードを直接書き換えるという体験は、不思議な感覚でした。
ちょっとだけ、エンジニアになった気分です。
ところが、その次のステップでつまずいた

修正したら、ちゃんと直ったかを確認するのが大事です。
Claude が教えてくれた確認方法は、こうでした。
「ブラウザで自分のサイトを開いて、Command + U を押してください。サイトの『ソースコード』が表示されるので、その中に example.com が残っていないか検索してください」
Macで Command + U。聞いたことのない操作ですが、教わった通りに押してみました。
……何も起きない。
え?
もう一度押す。やっぱり何も起きない。
「あれ、Claude、Command + U が効きません」
正直に伝えたら、Claude も少し驚いたようでした。
「では、別の方法でやってみましょう」
別の道を、見つける

教えてもらった代替策は、こうでした。
「サイトの何もないところで 右クリックしてください。メニューが出てくるので、その中の 『ページのソースを表示』 をクリックしてください」
右クリック? Macに右クリックなんてあったかな……。
調べてみたら、Macのマウスでも、トラックパッドでも、ちゃんと右クリックの方法はありました。
トラックパッドの場合は 「2本指で同時にタップ」。
これで、メニューが出る。
「ページのソースを表示」をクリックすると……
おお、出てきました! 暗号のような英数字の羅列。これがサイトの設計図です。
そこで Command + F を押して example.com を検索すると……
「0/0」
「example.com」という文字が、私のブログから完全に消えていました。
[ここにスクショを挿入:view-source画面の右上の「example.com 0/0」検索結果]
「動かない時、別の道がある」
この日、私が一番強く感じたのは、これでした。
教わった通りにやって動かないと、つい「壊れた」「自分が悪い」と思ってしまいます。
でも実際には、ブラウザの設定だったり、ショートカットキーがOSで違ったり、いろんな理由で「うまくいかないこと」は起きます。
そんなとき、別のやり方を一緒に探してくれる存在がいる。それが Claude でした。
「Command + U が効かないなら、右クリックで開きましょう」
このひと言で、「失敗」が「成功」に変わりました。
ITって、一本道じゃないんです。
複数の道があって、自分に合う道を選べばいい。
ブログを公開してから気づくこと
公開する前に、できる限りの準備はしたつもりでした。
それでも、公開してから気づくことは必ずあります。
完璧を目指してから公開しようとすると、いつまで経っても公開できません。
「とりあえず公開してみて、気づいたら直す」
実は、これが一番正しい進め方なのかもしれない、と思いました。
今回のバグも、「リニューアルしたい」と相談したからこそ気づけました。気づいてから直すまで、わずか30分。
未完成のまま動き出すこと。動き出してから整えていくこと。
50代後半の私が、ITを学びながら一番大切にしている考え方です。
同じように、ブログを始めたばかりの方へ

もし、あなたが私と同じように、ブログを始めたばかりで、
「私のブログも、知らないところでバグがあるかも……」
と不安になったら、ぜひ一度、Claude のような AI にソースコードを見てもらうことをおすすめします。
「example.com になっていませんか?」 「設定ファイルにおかしいところはありませんか?」
そう聞くだけで、AI は丁寧にチェックしてくれます。
ITに詳しくない私たちでも、質問する勇気さえあれば、こういうことに気づけるんです。
今日のひと言。
「公開しても、まだまだ完成じゃない。気づいて直していくのも、ブログの楽しさのひとつ」
最後までお読みいただきありがとうございます。